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バイオフィリア研究所有限会社実施
創動運動実施技術を利用したリハ医療再構築に向けた機器開発委員会
委員長
慶應義塾大学理工学部
物理情報工学科教授
田中敏幸
開発委員会委員長挨拶
慶應義塾大学における私の研究分野は医用画像解析・画像計測です。
高齢化社会となった近年では、医師や医療関係者の負担を減らす必要があります。特にここ数年は団塊世代が後期高齢者になります。そして5年を経て80歳になるころにはその多くが要介護の状態になると予期されます。今後の高齢化社会では、リハビリ科の医師、理学療法士、大学が一体となって、新しいリハビリのあり方を考えていくことが必要不可欠です。
医師や医療関係者の負担軽減のためには、画像解析を中心とした新しい支援システムが必要不可欠と考え、創動運動の研究に従事してきましたが、その成果として、2019年ISPRM招待講演と2000年ポーランド科学アカデミーと日本学術振興会共同の採択による講演会を開催ができました。
バイオフィリア研究所は、2000年から量産型の機器開発を希望してきたそうですが、今日までその機会はありませんでした。
これまでの研究を反映して量産型のディバイスを開発の開発補助金を得て、我々の協力で開発が始まります。昨年10月に有志が集まり、開発委員会を設置し、開催しました。
この委員会で委員各位から委員長に補され、就任しました。
副委員長には、元ポーランド科学アカデミー医学部門委員長・オポール大学教授Mieczyslaw Pokorski氏、岡山リハビリテーション病院リハビリテーション診療科顧問森田能子氏、立花通所リハビリテーション事業所所長和田里佳氏が就任されました。
この研究は具体的には機器の開発センサーの開発そして医療関係者に使いやすい機械にすることを目的としています。現在出来るだけ多くの開発委員会参加者を求めています。
開発機器を配布し、その使い勝手を報告してもらう委員は、現在私を含め19名です。この委員会はポーランドからの参加に見られるように世界中のメンバーから構成される予定です。予定では100台の開発機器を配布し、その使い勝手を報告してもらえるよう、新たに50名以上の委員を委嘱したいと考えています。我々は、この開発機器の利用によりリハビリテーション医療介入方法を合理化し、リハ医療の再構築を実現します。
この開発により人類の福祉の向上に大きく貢献できるものと考えています。
ご一読いただき、ありがとうございました。
この開発への皆様のご参加を期待しています。